2012年8月10日金曜日

着脱・清拭・食事の介助

隔週水曜日の勤務終了後、職員の勉強会をしています。

今回の勉強会は
介護職員でも一番の若手Iさん担当です。
外部研修で勉強してきた内容を発表してくれました。



内容はまず「着脱」
お手伝いの職員がご利用者さんとしてモデルになって行いました。
普段から行っていることですが、皆が見ていると緊張しますね。

モデルがベットに横になっています。
手首⇒肘⇒肩 着るときは関節をひとつひとつ、通していく。
肩⇒肘⇒手首 脱ぐときは関節をひとつひとつ、抜いていく。
ふぅー。汗汗!
皆が見守っています。(^^)



次は「清拭」
顔拭くにも順番があります。
ベテラン職員も改めて再確認!
一番雑菌の入りやすい部分から始めて丁寧に。
お湯は50℃前後を利用。
お風呂では熱い温度ですが、
清拭の場合はタオルが冷めるのでちょうどいい温度になるのです。



最後に「食事介助」
日に三度あるお食事。
食べることが生きることの原動力ですから
食べることをお手伝いするのはとても大切な介助です。

勉強会に参加した職員がお互いに
スプーンでゼリーを実際に食べさせてもらいます。

〔姿勢を色々と変えながら食べてみる〕

○顎を上げてみる・・・飲み込めない! 
  ⇒ 顎を引くと飲み込める

○背筋をまげて・・・飲み込みにくい 
  ⇒ 背筋を伸ばすと飲み込める
     介助するとき背中をちょっと押してあげる

○立って介助する・・・スプーンがいきなり目線に入ってこわい。 
    ⇒ 座って目線を合わせて介助する

○口からスプーンを抜くときスプーンを水平に抜く・・・食べ物が唇でつかめない
  ⇒ スプーンは柄を上に向けて抜く


改めて実践するとやっぱりいいですね!
食べづらい体勢を身を持って知れば誤嚥の防止にもつながりそうです。


Iさん研修発表お疲れ様でした。